2011-01-01から1年間の記事一覧
仕事納めの28日、美馬市役所で年末恒例の三味線餅つきが行われた。地域住民や帰省客らが地元に伝わる年の瀬の風物詩を楽しみながら、来年一年間の平安を願った。 三味線餅つき保存会・井内組の会員16人が、三味線や太鼓の音に合わせて紅白の餅をついた。…
高知市唐人町の料亭「濱長」前で28日、三味線や太鼓の音色に合わせて芸妓(げい・こ)さんらが餅つきをして、歳末の街角を盛り上げた。 高知のお座敷文化を50年以上支えてきた濱長は、官官接待の廃止などを受けて2001年に一度閉店したが、「伝統文化…
琴、尺八、三味線が奏でる「和楽器による演奏会」(橋場雅香都(まさかつ)社中主催)は25日、宮古市山口の山口公民館で開かれ、3種の楽器が奏でる典雅な調べが聴衆を魅了した。 市民ら約30人が訪れ、「さくらさくら」を現代風に編曲した「さくら21」…
美馬市脇町の脇町劇場で10日、市無形文化財・三味線餅つきの子ども教室発表会があり、児童らが練習の成果を披露した。 市内の園児から小学6年生までの20人が、三味線や太鼓の演奏をしながら餅つきを実演。軽快なリズムに乗せて餅をつくと、盛んな拍手が…
「地道に活動を続けてきた人々にスポット」 日本の伝統文化を継承し、発展に貢献した人や団体を顕彰する「伝統文化ポーラ賞」。31回目の今年は優秀賞に博多人形の中村信喬(しんきょう)さん(54)と舞台美術の有賀二郎さん(78)、奨励賞に人形浄瑠璃…
「日本当道会全国大会」三曲演奏会(産経新聞社など後援)が6日、大阪市北区のサンケイホールブリーゼで開かれた。 全国各支部会員ら約200人と尺八奏者30人が、19曲を披露。来場者たちは箏や三弦、尺八などの和楽器の風情ある響きに 聴き入っていた…
日高川町道成寺の特設舞台で11月13日、日本舞踊花柳流による初の奉納舞踊が行われる。開演は午後5時から(小雨決行)。 花柳流の主催で、釣り鐘里帰りをはじめ、歌舞伎、能、文楽など数々の道成寺関連イベントを手掛けている「おいでよ日高実行委員会」が後…
雪舟をテーマに邦楽の演奏などを楽しむイベント「雪舟フェスティバルin益田」が5日、益田市の島根県芸術文化センター・グラントワであった。センターにある県立石見美術館で開催中の企画展「雪舟 花鳥を描く」(中国新聞社など主催)に合わせて初めて企画…
学校教員が邦楽について学ぶ講習会(県邦楽協会など主催)が5日、徳島市の阿波おどり会館であり、 県内の小中高校の音楽教諭ら約30人が参加した。 長唄佐門会七代目家元の杵屋佐吉さんら講師5人が、長唄で使用する三味線や鼓、笛の特徴について演奏を交…
富士市立鷹岡小5年の牧野太紀君が、このほど東京都で開かれた「第14回津軽三味線コンクール全国大会」(日本民謡協会主催) の独奏・少年少女小学生の部で準優勝を果たした。好成績を自信に、夢であるプロの津軽三味線奏者を目指して練習に励んでいる。 …
県能楽連盟や伊那市、信濃毎日新聞社などでつくる実行委員会は13日、「第20回記念公演伊那能」を同市の県伊那文化会館で開く。 公演に先立ち3日、20回記念の能楽美術展が同会館で始まったほか、生田流の師範が指導する箏曲(そうきょく)体験もあった…
県立洲本高(洲本市上物部)の邦楽部(松下采加部長、20人)が東電福島第1原発事故で避難を余儀なくされ、別の高校で間借り授業をしている福島県立原町高(同県南相馬市)の箏曲(そうきょく)部を励まそうと、義援金10万円とタペストリー(壁掛け)を…
河合楽器製作所は、楽譜認識&作成ソフトの「スコアメーカー」シリーズに新認識エンジンを搭載し、楽譜認識率を向上した「スコアメーカーFX6シリーズ」を、10月26日に発売する。 価格は、「スコアメーカーFX6 Pro」が6万3000円、「スコアメーカーFX6 Pro」ア…
静岡県下田市が、新人芸者3人の募集・育成に523万円の予算をつけた。地元を舞台とした幕末悲話が題材の舞踊「唐人お吉(きち)」など、伝統芸能を絶やすまいと、国の雇用創出事業を活用し、給与半年分を助成する。14日に開会した市議会に予算案を提出…
レス・ポール氏(写真。本名:レスター・ウィリアム・ポルスファス)が開発したその名も「レス・ポール」などで有名な老舗ギター・ブランド、ギブソンの工場に、先日FBIの捜査が入り、木材やファイルなどの差し押えが行われた。 ギブソンは以前から、マダガ…
福島県で開かれる全国高校総合文化祭(ふくしま総文、文化庁など主催、朝日新聞社など特別後援)で琴を演奏する県内4校の箏曲部が23日、合同練習に臨んだ。4校は開幕日の来月3日、県外参加校を歓迎する曲を演奏する。 4校は、県代表として日本音楽部門…
全国楽器協会(会長・梅村充ヤマハ社長)と音楽家坂本龍一氏は20日、都内で会見し、東日本大震災で被災した学校の楽器を修理する「こどもの音楽再生支援プロジェクト『School Music Revival』」を始動した、と発表した。活動資金とする…
「文化系部活動のインターハイ」とも呼ばれる全国高校総合文化祭(文化庁など主催、朝日新聞社など特別後援)が、今年は福島県で8月に開かれる。東日本大震災や福島第一原発事故の影響で「ふくしま総文」の開催は一時危ぶまれたが、実行委員会の高校生たち…
役目を終えた和楽器を供養する法会が7日、箕面市の瀧安寺で開かれた。使い込まれた琴や三味線を前に、ほら貝などを手にした山伏らが読経し、楽器を清めた。 大阪邦楽器商組合が「楽器は、使う人にとっては体の一部。ただの廃品として扱うのは心苦しい」と企…
東日本大震災からの復興を願う支援活動「未来塾」(産経新聞社主催、アラコム株式会社協賛)が11日、福島県郡山市と仙台市で行われた。第2回講師はJAXA(宇宙航空研究開発機構)の宇宙飛行士、山崎直子さん(40)。津波に襲われた仙台市若林区の沿岸部を視察…
「東北の楽器」で被災地を支援したい――。福岡市在住の津軽三味線の師匠が、路上ライブを通じて東日本大震災の義援金を募っている。珍しい和楽器の演奏ということもあり、多くの人が足を止め、寄付に協力している。11日であの日から3カ月になる。 日曜午後…
今年2月、大阪狭山市出身の琴演奏者、松山夕貴子さん(49)が、米国音楽界で最高の栄誉とされるグラミー賞を受賞した。日本の伝統和楽器の音色が海外であらためて評価された形だ。ロサンゼルスに住み、和洋を問わず幅広い音楽のジャンルに挑戦し続ける松山…
米音楽界で最高の栄誉とされるグラミー賞の受賞作品に参加した大阪狭山市出身の琴演奏家、松山夕貴子さん=米ロサンゼルス=が21日、東日本大震災の義援金を募る凱旋(がいせん)コンサートを同市狭山1丁目の市文化会館(SAYAKAホール)で開いた。 和洋…
2010年度の芸術選奨新人賞を受賞した、地歌箏曲(そうきょく)演奏家の藤井昭子=写真=が、6月6日午後7時から東京・本郷の求道会館で、演奏会「第54回地歌ライブ 宮城道雄〜現代箏曲の天才が描いた古典の世界」を開く。 地歌の家に生まれ、祖母の阿…
アップした音源は300を超える。鹿児島・奄美群島の民謡「島唄」が聴けるホームページ「ラジオ喜界島」を主宰するのは、島でサトウキビ農園「道の島農園」を営む村山裕嗣(ひろつぐ)さん(61)だ。 喜界島の民謡名人が歌う島唄を中心に、収録・発信を続…
米ロサンゼルス在住で昨年12月、グラミー賞を受賞した琴奏者、松山夕貴子さん(48)が、出身の大阪府大阪狭山市のSAYAKAホールで21日、東日本大震災の義援金を募るチャリティーコンサートを開く。初の凱旋(がいせん)公演で、震災で沈んだ日本…
津軽三味線日本一の座を競う「東北新幹線新青森駅開業記念・第5回津軽三味線日本一決定戦」が5月3、4の両日、青森市文化会館で行われる。今回は東日本大震災復興支援チャリティー前夜祭を開催するほか、第5回の節目を記念して新青森駅にモニターを設置…
浄瑠璃や尺八公演 人間国宝の常磐津一巴太夫さんら県文化振興事業団は23日午後7時から、浄瑠璃や尺八、オリジナル舞踊の公演「伝統と創造シリーズ 受け継がれゆくもの」を米原市の県立文化産業交流会館で開く。 会館を邦舞・邦楽の専門劇場とすることを目…
米音楽界最高の栄誉とされる第53回グラミー賞が13日(日本時間14日)、ロサンゼルスで発表され、最優秀ニューエージアルバム賞を、琴奏者の松山夕貴子さんらが参加したポール・ウィンター・コンソートの作品が受賞した。 2001年に同賞を受けた喜多…
[シネマトゥデイ映画ニュース] 13日(現地時間)、ロサンゼルスのステープルズ・センターにて第53回グラミー賞授賞式が行われ、琴アーティストとして活躍する松山夕貴子が参加したアルバム「ミホ:ジャーニー・トゥー・ザ・マウンテン」が最優秀ニュー・エイ…