2010-11-01から1ヶ月間の記事一覧

県内の養蚕と滋賀・京都の邦楽器がスクラム 外国産に対抗

安価な外国産繭(まゆ)に対抗しようと、県内の養蚕農家と滋賀県、京都府の邦楽器糸製造業者らがスクラムを組む。三味線などの弦の原料となる生糸に、県内で生産された繭を独占的に使ってもらう仕組み。29日には関係者が滋賀県長浜市に集まり、協定を結ん…

求む!!セミクジラのひげ 伝統人形工房 SOS

「セミクジラのひげ、しまい込まれてませんか」。福島県二本松市で伝統人形の工房を営む斎藤徹さん(66)が情報を求めている。浄瑠璃人形やからくり人形には欠かせない素材だが、捕獲禁止が長く続いて入手は絶望的な状況にある。「漁港が多く、捕鯨が盛ん…

日本の伝統音楽に親しむ 山形八小で邦楽教室

山形市の山形八小(小川潔校長、433人)で25日、邦楽教室が開かれ、6年生91人が箏(そう)と尺八の演奏を聴いたり、楽器に触れたりして日本の伝統音楽に親しんだ。市内などの箏や尺八の愛好者でつくる山形三曲協会(石川尚山会長)のメンバー6人が「六段の調…

伝統の舞台装飾継ぎ10年 坂井のまるおか子供歌舞伎

大阪・道頓堀の劇場「中座」から舞台装飾を譲り受けた旧丸岡町(現・坂井市)の「まるおか子供歌舞伎」が、10年目を迎える。20、21両日に披露する記念の演目は、赤穂浪士の敵討ちを題材にした「仮名手本忠臣蔵」。旗揚げ公演の頃は生まれていなかった…

19年ぶり忠臣蔵…黒々と63枚「まねき書き」 京都・南座

京都市東山区の南座で30日から行われる顔見世興行を前に、出演する歌舞伎役者の名前を看板に書き込む「まねき書き」が10日、同市左京区の妙傳寺で始まった。 今年で15年目となる書家の川勝清歩さん(77)が清酒を混ぜた墨をたっぷり使い、長さ約18…

音色で千人を魅了 「箏の会薫風」演奏会

「箏の会薫風」(上野弥生代表)は10月31日、和歌山県田辺市新屋敷町の紀南文化会館で、作曲家、箏演奏家の水野利彦さん(愛知県)を迎えた「第2回箏演奏会」を開いた。紀伊民報など後援。総勢約60人による箏の音色とプロの演奏で約千人を魅了した。 箏の会…