三味線餅つき、児童らが披露 脇町劇場で発表会

美馬市脇町の脇町劇場で10日、市無形文化財・三味線餅つきの子ども教室発表会があり、児童らが練習の成果を披露した。

 市内の園児から小学6年生までの20人が、三味線や太鼓の演奏をしながら餅つきを実演。軽快なリズムに乗せて餅をつくと、盛んな拍手が送られた。つき上がった餅は来場者約100人に振る舞われた。

 三味線を担当した脇町小学校6年の住友芽依(すみともめい)さん(11)は「多くの人に見てもらえ、練習を続けてきてよかった」と話した。発表会は2008年から毎年実施。児童らは三味線もちつき保存会うだつの指導を受け、7月から週1回練習を重ねてきた。


【写真説明】三味線2餅つきを披露する児童ら=美馬市の脇町劇場
徳島新聞WEBより