日本の伝統音楽に親しむ 山形八小で邦楽教室

 山形市の山形八小(小川潔校長、433人)で25日、邦楽教室が開かれ、6年生91人が箏(そう)と尺八の演奏を聴いたり、楽器に触れたりして日本の伝統音楽に親しんだ。市内などの箏や尺八の愛好者でつくる山形三曲協会(石川尚山会長)のメンバー6人が「六段の調」や「春の海」などを披露した後、子どもたちが2グループに分かれ、演奏を体験した。 尺八に挑戦した子どもたちは、思い通りに音が出せずに苦戦。「外に息を出すように」というアドバイスを受けながら「フーフー」と顔を真っ赤にして、何度も挑んでいた。岡史華(ふみか)さん(12)は「吹奏楽をやっていて、トランペットを吹いているけど、吹き方が違って難しい」と話していた。

山形新聞より