三味線響かせ 商売繁盛願う

佐賀市の与賀神社で「十日恵比須大祭」が始まったのに合わせて9日、商売繁盛を祈願して住民たちが街を練り歩くパレードがあった。
 恵比須像を生かしたまちづくりを考える「恵比須DEまちづくりネットワーク」の主催。約60人の参加者たちは、三味線で米の豊作を願う民謡を演奏したり、福笹(ささ)を手に「商売繁盛、笹持ってこい!」と掛け声をかけたりしながら、佐賀玉屋から与賀神社までの道のりを練り歩いた。祖母と一緒に三味線を持って参加した佐賀大文化教育学部付属小学校2年の林眞潤(まひろ)さん(8)は「歩きながら三味線を弾くのが楽しかった。衣装も格好よくてうれしい」と話した。

三味線を弾きながら街を練り歩く参加者たち=佐賀市与賀町
asahi.comより