飯田高邦楽班が28日に東京公演 全国総文祭で上位入賞

宮崎県で5日まで開かれた第34回全国高等学校総合文化祭の日本音楽部門で、飯田高校(飯田市)の邦楽班が、最高位の文部科学大臣賞に次ぐ文化庁長官賞(3校)を受賞した。上位4校のうちの1校として、8日に東京・国立劇場で演奏する。

 同部門には51校が参加。飯田高校邦楽班は4日、女子班員25人が13絃と17絃の箏(こと)を使い、合奏曲「風と光と空と」を演奏した。

 班長の海老原美里さん(17)は「みんなで毎日練習した成果が出てうれしかった。宮崎県では緊張してミスをしたが、東京公演では間違えることなく、完璧(かんぺき)な演奏をしたい」と意気込んでいる。

 顧問の松下新市教諭(58)は「国立劇場での演奏は邦楽班の長年の悲願。宮崎県での演奏よりいい演奏をしてきたい」と話した。

(提供:信濃毎日新聞