「阿波の城町」500人魅了 神戸で三味線の曲、初披露

神戸市を中心に活動する「永田箏(そう)曲会」の盲導犬チャリティー演奏会が4日、同市立西区民センターであり、会を主宰する永田恵子さん(55)=同市西区=が作曲した三味線演奏曲の「阿波の城町」が初披露された。

 「阿波の城町」は阿波踊りと徳島の城下町をイメージした曲。永田さんら9人の三味線奏者がオープニングで演奏した。落ち着いた曲調で「ぞめき」のリズムも取り入れている。約500人の観客を魅了した。

 永田さんは「呼吸の合った最高の音で表現できた」と満足そう。永田さんは県阿波おどり保存協会の本家大名連の連員でもあり、駆け付けた清水理連長は「風情あるしっとりとしたリズム。今夏の踊り本番でも披露する場を設けたい」と話した。


【写真説明】
「阿波の城町」を初披露する永田さん
 左から2人目)ら=神戸市立西区民センター

徳島新聞より