流派超え琴や尺八演奏

琴や尺八の愛好者が流派を超えて交流する「邦楽の集い」が4日、広島市東区の区民文化センターであった。広島、山口県で活動する12団体の約90人が日ごろの練習の成果を披露した。

 NPO法人邦楽広島フォーラムの主催。各流派に加え、クラブ活動の高校生や同好会のメンバーたちも琴や尺八の調べを奏でた。

 市民たち約220人が演奏に耳を傾けた。フォーラムの江角昇山代表(67)=東区=は「邦楽人口は減少傾向にある。流派を超えた交流を通じ、若い人たちに邦楽の魅力を伝えたい」と話していた。


【写真説明】尺八と琴を奏でる邦楽愛好者
中国新聞より