砺波の曳山会館で五箇山民謡 平高郷土芸能部が披露

南砺総合高平高の郷土芸能部は12日、砺波市出町子供歌舞伎曳山会館で特別公演し、五箇山民謡を次々に披露して観客約100人を楽しませた。
 同郷土芸能部は、曳山会館が伝統芸能や文化を保存、継承する拠点施設であることから、富山第一銀行砺波支店と顧客でつくる「ファースト砺波会」(本江眞吉会長)から同会館の開館記念公演を依頼され、快諾した。

 公演では、五島辰夫砺波子供歌舞伎曳山振興会長があいさつした後、山本菜津美部長(2年生)ら部員20人が「こきりこ」を皮切りに「早麦屋」「といちんさ」「麦屋節」などを披露した。

 観客は芝居小屋風のホールの舞台で繰り広げられる全国高校文化祭で最優秀賞に輝いた実績を誇る演奏と歌、踊りを堪能し、拍手を送った。



芝居小屋風ホールで五箇山民謡を披露する
平高郷土芸能部員=砺波市出町子供歌舞伎曳山会館

富山新聞より