保育所で箏演奏会 小山二中の3年生

【小山】小山第二中の3年生14人が3日、学校近くの市立やはた保育所を訪れ、子どもたちの前で「おことのえんそうかい」を開いた。

 14人は、音楽の選択授業で週2回、箏曲を学んでいる。学校祭が終わった後、この演奏会へ向けて曲を決め、オリジナルの振り付けなども考えてきた。同保育所への訪問は3回目。

 3歳児から5歳児の86人が集まった演奏会は、子どもたちも知っている「うれしいひなまつり」「森のくまさん」でスタート。「大きなくりの木の下で」では、演奏に合わせて子どもたちも元気に踊った。

 楽器の説明、曲名当てクイズも挟んで、笑顔いっぱいに交流。子どもたちからは「上手だった」「楽しかった」という声が上がった。

 中学生活も残りわずか。高校受験を控える生徒たちも、「楽しくできた」「高校生になっても機会があれば箏を演奏したい」と声を弾ませていた。


下野新聞より