プロと琴演奏魅せるよ 笠松小児童、2日にコンサート

羽島郡笠松町下新町、笠松小学校の児童たちが、琴の演奏で11月2日にプロの楽団と共演する。児童全員が毎年琴の演奏を体験するという同校。今回は琴クラブと有志の計50人が、本番に向けて「涙(なだ)そうそう」の練習に取り組んでいる。

 同校は10年以上前から授業に琴を取り入れており、毎年全員が学ぶほか、希望者には夏休みに特別教室が開かれている。

 今回出演するのは、同校出身の箏(そう)奏者日原暢子さんと和楽団「煌(こう)」を招く邦楽コンサート。同町在住の生田流師範日原典子さんの指導で、休日を利用して練習を続けてきた。

 6年の岩田夏波さんは「ピアノとは調子が違うので最初は戸惑った。そろうときれいな音だから好き」、同じく琴クラブリーダーの広井まいかさんは「緊張するけど楽しみたい」と意気込んでいる。

 演奏会は午後2時から同校講堂で、地域の人に開放して開かれる。

岐阜新聞より